飛鳥資料館 特別展「高松塚古墳を掘る」
10月5日(木) 19時16分

 高松塚古墳の石室解体事業にともなう発掘調査の成果を紹介する特別展が、あすから明日香村の飛鳥資料館で始まります。

 今回の展示は、壁画の劣化による高松塚古墳の石室解体事業にともなって平成18年10月から約11ケ月にわたって行われた発掘調査の成果を見てもらおうと開かれるものです。会場には発掘で出土した土層の剥ぎ取り標本が展示され、高松塚古墳の墳丘の築造方法に薄く敷いた土の層を叩きしめて積み重ねていく「版築(はんちく)」技法を用いていたことがわかります。また、地震による亀裂の入った地層をそのままかたどったものもあり、古墳を何度も襲った地震の激しさがよくわかる展示となっています。また、解体作業が行われた石室の様子がわかる実物大の模型も展示されていて高松塚古墳の築造方法と壁画の保存環境がよくわかる展示となっています。

 この秋季特別展は12月3日まで開かれています。