古民家の調査にロボット活用
10月5日(木) 19時25分

 近年、私たちの身近なところでロボットが活躍するようになりました。住宅の強度や耐震診断のジャンルにもロボットが進出しており、きょう奈良県宇陀市内で調査の様子が公開されました。

 住宅の調査で活躍するロボット、その名もモーグルです。きょうは宇陀市内の築100年を超えた古民家で、奈良中央古民家再生協会がこのロボットを使った調査を行いました。段差を自力で乗り越えたり狭い場所にも入ることができるこうしたロボットは、災害で倒壊した建物の捜査などで活躍しています。近年はこの利点を生かし、住宅の床下調査などにも活用の場が広がっています。調査では、ロボットに積んだビデオカメラで映した床下の状態を依頼した人も自分の目で確かめることができるため「不必要な工事が求められるのではないか」といった不信感をなくすことにつながると期待されます。

奈良古民家再生協会 川西 真幸さん
「ロボットを使うことによって、実際にリアルタイムで床下の状況を見ていただくことができるので(安心です) 今後どんどん使われていくのかなと思っています」

古民家の診断を依頼した人は―
「古民家に昔からあこがれがあって、その古民家を耐震診断や、鑑定したりして長くもたせていきたい」

 古民家の利用は空き家の解消や地域活性化の上でも注目されるだけに、こうしたロボットの活躍に今後も期待が集まります。