台風21号 住宅地斜面崩落の原因究明へ
11月7日(火) 19時15分

 台風21号の影響により、三郷町の住宅地の斜面が崩れた問題で、きょう住民らが原因究明を求める陳情書を提出しました。

 荒井知事は暫定的な工事を行うとともに原因を究明する方針です。奈良県三郷町東信貴ヶ丘の住宅地では先月22日の台風21号による大雨で民家が建つ斜面から大量の土砂が崩れ一時、すぐ近くを走る近鉄 生駒線の線路を塞ぎました。住民によりますと、おととい開かれた説明会で、県から現状確認の調査は行うが、原因を調べる調査はしないといった話を受けたといいます。しかし、崩落の原因究明を求める住民らはきょう、県議会の岩田議長に陳情書を提出しました。

住民は―
「2次災害とか今後のこともふまえて、同じことが起こらないような明確な原因追及ですね とりあえず復旧して形だけ直そうというのだけはやめてほしい」

 一方、荒井知事はきょうの定例会見で県がリーダーシップをとり、原因を究明していく方針を示しました。また、住民が一時的にでも家に戻れることを目指した暫定的な工事を行うとしました。ただ、被災地が民有地であることから調査や工事の費用を行政が負担するには明確な根拠が必要だといい、最終的に誰が費用を負担するかについては協議を重ねていくとしています。