天理参考館 特別展「古典の至宝」三期
11月8日(水) 18時36分

 普段はなかなか見ることのできない貴重な古典を集めた天理参考館の特別展は、きょうから3期目が始まり国宝の「日本書紀」などが展示されています。

 この特別展は、天理図書館が所蔵する貴重な古典を展示するもので、きょう始まった3期目では国宝1点、重要文化財4点を含む合わせて26点が並びます。
 見どころの一つは国宝「日本書紀神代巻乾元本」です。今回展示されたのは下巻で、鎌倉時代の学者・卜部兼夏(うらべかねなつ)が家に伝わる秘本を写したと伝えられ、貴重な資料とされています。そして、重要文化財の「古語拾遺暦仁本」は、日本書紀や古事記などの公式の歴史書にはない古い伝承を拾い遺したものです。鎌倉時代に写され、現存している中で2番目に古い写本とされています。
 また、奈良にゆかりのある人が書いた奈良絵本なども展示されていて、鮮やかな色使いの豪華絢爛な作風を見ることができます。

天理図書館司書 吉成伸仁さん
「奈良にゆかりのあるような方がかいたようなものもありますし、直筆の句とか見ていただきましたらですね、今まではどちらかというと遠くにいた原著者といいますか、そういった人たちがもっと身近に感じていただけるかなと思いますので、ぜひ来て見ていただければなと思ってます」

 この特別展は、天理参考館で11月27日まで開かれています。