大神神社 おんだ祭
2月6日(火) 18時44分

 今年の五穀豊穣を祈って田植えなど農作業の所作が演じられるおんだ祭が、奈良県桜井市の大神神社で行われました。

 御田植祭とも呼ばれることがあるおんだ祭は各地の神社で行われ、大神神社の行事ではせりふをしゃべりながら所作を見せる農夫の田作男が人気を集めます。木の牛形を扱う牛使いのスタイルは古式を伝えるもので、田作男はユーモアのある口上を交えて披露しました。また拝殿の前に集まった参拝者に近寄って休憩の場面を見せるなどサービスを忘れません。

「播こうよ播こうよ 良い種播こうよ くろがねの種まこうよ」

 種もみは早乙女が田植えをする松葉とともに重要な存在です。神社に厚い信仰を寄せる農家の組織の大祭とあわせて執り行われていて、袋に入れて神前に供えた種もみは参列者に配られ、一般の参拝者にもまかれました。