架空請求詐欺 奈良市で5350万円の被害
2月8日(木) 18時46分

 裁判所からの財産差し押さえ命令を思わせる、偽のはがきを送りつける手口で、現金をだましとる詐欺事件が増えています。奈良市の女性が5000万円を超える被害にあったことがきょう、分かりました。

 これが一連の事件で送りつけられているはがきです。法務省の民事訴訟管理センターという架空の役所を装い、利用した契約会社から契約不履行の訴状が提出されたため連絡が無ければ全財産を差し押さえるという内容です。県警によりますと被害にあったのは、奈良市の65歳の無職の女性です。はがきの連絡先に電話し、対応に出た弁護士を名乗る男に「お金は後から返ってくる」などと言葉巧みに騙され、去年9月から12月までに現金合わせて5350万円を騙し取られたと言います。同じ手口の事件は全国で発生しているほか、県内でもこうしたはがきは多数見つかっているといいます。警察では、怪しいはがきや請求には絶対に対応しないよう注意を呼び掛けています。