県立橿原考古学研究所創立80周年
3月13日(火) 19時00分

 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館のこれまでの歩みをたどる特別陳列がいま、開かれています。

 この展示は県立橿原考古学研究所が今年、創立80周年を迎えるのにあわせ企画されました。附属博物館は研究所創立の2年後である1940年に橿原公苑の前身である橿原道場の施設「大和国史館」として設立されました。戦前ということもあり、研究所が発掘調査を行っていた橿原遺跡の遺物などの他は皇国史観の色合いが強く、当時の台帳には戦後、廃棄されたジオラマなども記されています。そして、今回の展示の中心となるのが開館以降の出来事を記した日誌で、終戦の日1945年8月15日には「正午 重要放送あり」と記されています。しかし、その後も休館することはなく、新たな時代、考古資料を中心とした展示への意欲が垣間見えます。その後、大和歴史館など名称の変更を経て1974年に現在の県立橿原考古学研究所附属博物館となりました。展示では過去の特別展のポスターやしおりなども並びます。

橿考研附属博物館 坂靖学芸課長「色々な苦労、当時の時代背景を背負いつつ色々な変遷があるんですけども博物館の歩みとともに当時の時代背景を知って頂ければと考えています」

 博物館の長い歴史を206点の資料で振り返る、この特別陳列は3月21日まで開かれています。

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