住所誤入力で救急車遅れ 遺族が提訴
5月11日(金) 19時00分

 救急搬送された男性が死亡したのは、通報を受けた消防職員が住所を検索するシステムの入力を誤り救急車の到着が遅れたためだとして、男性の遺族が県広域消防組合を相手に損害賠償を求める訴えを奈良地裁に起こしました。組合側は争う姿勢を示しています。

 訴えを起こしたのは、救急搬送された男性の妻ら4人です。
 訴えによりますと2016年2月、男性は天理市内の自宅で胸の痛みを訴え妻が119番通報をしました。しかし通報を受けた県広域消防組合の職員は誤った自宅住所を検索システムに入力し、救急車の到着が遅れたということです。その間に男性は心肺停止状態になり、低酸素性脳症で約2週間後に死亡しています。
 妻らは救急車の到着が遅れたことが男性が死亡したことに関係があると主張し、約3700万円の損害賠償を求めています。裁判で県広域消防組合側は請求の棄却を求め争う姿勢を示し、次回、裁判で詳しい主張を行うとしています。

ޗǃer@LINEAJEg