興福寺中金堂 落慶法要
10月7日(日) 19時30分

 奈良時代の創建当時の伽藍をめざして再建が進められていた、興福寺の中金堂がきょう完成し、落慶法要が営まれました。

 中金堂は、寺の中核となる建物で、江戸時代に7度目の火災で焼失して以降、約300年ぶりの再建となります。約3000人の参列者が見守る中、多川俊映貫首らが五色の布を引くと姿を現したのは、屋根を飾る鴟尾(しび)です。多川貫首は、「中金堂の再建は、大きな願いだった。長く未来に伝えていきたい」と本尊に報告しました。法要に続いては、法相宗の高僧を描いた柱がある堂内を参列者が参拝していました。参列者は「岐阜県から来ました。昔を再現したと聞いたので、タイムトリップした気分でした」「鴟尾(しび)が除幕されたところのシーンがすごく感動しました」などと話していました。多川貫首は「興福寺は天平への回帰がいつの時代もテーマでございまして、中金堂再建で、ひとつ駒を進めることができました」と喜びを語っていました。興福寺中金堂は、今月20日から一般公開されます。

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