福島県の風景描いた展覧会
5月14日(火) 19時59分

 東日本大震災から8年が経ちますが、いつまでも変わらない美しい福島県の風景を絵画にした作品展が、きょうから奈良市で開かれています。

 この展覧会は、奈良市にある団体「たんぽぽの家」が企画したものです。会場には、福島県石川町出身で現在は生駒市に住む画家・山下秀さんが、この数年、福島県に通い描いた作品21点が並びます。こちらは、会津磐梯山を望む実りの秋を絵画に仕上げました。金色の稲穂が美しく表現されています。一方で、奈良公園の桜を見ながら福島を思った作品もあります。

山下 秀さん
「桜は福島にきれいなところがたくさんあるんですよ、奈良公園にいつも満開になったら桜を見に行って、福島を思いながら描きあげたんです」

 ふるさとに思いを寄せながら残した作品の数々。そこには震災から8年が経ち、やむなく奈良に移住した人たちへの思いがあります。

「(福島から)奈良に200人近い移住者がいると聞いて、(被災者の方々に)心に寄り添えたらと思い、福島の風と空気を味わっていただきたい」

 この展覧会は、奈良市のアートスペース上三条で19日、日曜日まで行われています。

ޗǃer@LINEAJEg