奈良テレビ放送

天川村でフグ養殖の取り組みはじまる
2月20日(水) 18時54分

 海のない奈良県のさらに山深い天川村で、海の幸を育てて新たな名物として売り出そうという取り組みが始まっています。養殖しているのはトラフグです。

 愛嬌のある表情で元気よく水槽を泳ぐフグ。環境省の名水百選に選ばれたごろごろ水で知られる天川村では、清らかな水のイメージを活かした新たな特産品を生み出そうと、廃校となった小学校で今月からトラフグの試験養殖に取り組んでいます。教室だった部屋には養殖用の水槽や浄化槽が整備され、今月10日からは、飼育のノウハウを習得するため成魚の実験的な飼育が始まりました。海の魚を陸上で養殖する技術は、天候などに左右されず水温や塩分濃度などを生育に最適な状態に保つことができるため、今後の水産業を支える切り札として注目されています。トラフグの養殖も通常2年以上かかる出荷までの期間が1年以内に短縮できるといいます。天川村でも4月から300匹の稚魚の養殖を始める予定ですが、順調に育てば来年の春ごろに初めての出荷を迎えます。

天川村地域おこし協力隊 下西勇輝さん
「フグの養殖は条件さえ整えれば、海なし県の奈良県でもできることがメリットです、川魚やイノシシ、シカなどの山の幸はありましたが、こうした一風変わった海の幸で、新たな観光資源として活用できたらと考えています」

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