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桜井市 箸墓古墳 渡り土堤など見つかる 奈良
2026.02.19 19:48
邪馬台国の女王・卑弥呼の墓との説がある桜井市の箸墓古墳の発掘調査で、古墳周りの堀を横断して墳丘と外部をつなぐ渡り土堤(わたりどて)などが見つかりました。
箸墓古墳は、全長約280メートルの前方後円墳です。大型前方後円墳の中では、最も古く位置付けられ、3世紀半ばから後期に築かれたとされています。今回は、古墳の前方部の南側で調査が行われ、古墳の周囲をめぐる堀を横断して墳丘と外部をつなぐ通路・渡り土堤とみられる遺構が発見されました。
土堤の高さは堀の底から1.6メートル以上あり、通路となる上面の幅は2メートル以上、南北に約6.4メートルに渡って検出され、墳丘がある北側に向かってさらに延びていると考えられます。また、この土堤から3世紀半ばから後期のものとみられる土師器の破片が出土したため、渡り土堤は、箸墓古墳とほぼ同時期に造ったものと考えられるということです。
この古墳で渡り土堤が見つかるのは2例目で、調査した桜井市教育委員会では、堀全体に水をめぐらせるため墳丘の周囲に複数の渡り土堤を築き、水位を調整したのではないかとみています。大型前方後円墳が築かれだした当時の古墳の姿をうかがう大きな成果となりました。
桜井市立埋蔵文化財センター所長・橋本輝彦さん
「前方後円墳がどのように成立して、どのような施設を備えていて、それがどのように発展していったのかという事を探る中では1番の基になるのが箸墓古墳ですので、箸墓古墳の姿を明らかにするというのが、日本の古墳の発展というか変移していく姿というのを明らかにするのに非常に重要であると」
なお現地説明会は、2月21日午前11時から行われます。
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