熱中症の救急搬送 急増
2023.05.23 18:26
- 先週、県内で熱中症により救急搬送された人の数は23人で、前の週から急激に増え、重症者も出ています。

- 県によりますと、5月15日から21日までに、県内で熱中症により救急搬送された人の数は23人でした。奈良市などで、今年初めて30度以上の真夏日となった17日に、半数近い12人が搬送されています。

- また、21日には、今年初めての重症者も出ており、十津川村の80代の男性が、夜自宅で倒れていたところを家族に発見され、搬送されたという事です。今月1日以降の累計では前の週までの12人から大きく増えて35人となり、半数近くが65歳以上の高齢者だということです。県では身体がまだ暑さに慣れていないことから熱中症の危険性はより高まっているとして十分な対策をとるよう呼びかけています。