奈良のシカ 生息頭数調査
2025.08.06 18:09
- 奈良公園内に生息するシカの頭数調査が行われ、2025年は1465頭が確認されました。

- シカの頭数調査は7月15日と16日の2日間、奈良公園内で行われました。
- 調査を行った奈良の鹿愛護会によりますと、2025年の奈良公園内のシカの総数は1465頭で、2024年より140頭増えました。
- 雄ジカ、雌ジカ、子ジカともに、2024年よりも増えています。
- また、ケガなどで鹿苑に保護されたシカは247頭で、奈良公園内と鹿苑内を合わせた全体の頭数は2024年よりもおよそ120頭増えた1712頭でした。
- 一方で、交通事故の件数は72件で、36頭のシカが命を落としています。
- 事故は県庁東交差点などに集中しており、奈良の鹿愛護会では、「奈良公園周辺の道路ではいつシカが飛び出してきてもおかしくないという認識を持って、スピードを落として車を運転してほしい」と呼びかけています。
