喜光寺 夏の訪れ告げるハスの花 咲き始める
2025.06.30 19:08
- 奈良市の喜光寺で、夏の訪れを告げるハスの花が咲き始めました。

- 喜光寺は、東大寺の大仏建立に尽力した奈良時代の僧、行基によって建てられたとされる寺で、「ハスの寺」としても知られています。境内にはおよそ80種類・250鉢のハスが育てられていて、白や淡いピンクの花が優雅に咲いています。

- また、奥州藤原氏ゆかりの「中尊寺ハス」も咲き始めました。このハスは、岩手県の中尊寺金色堂から発見され、800年の時を越えて咲いたもので、県内で見られるのは珍しいということです。

- 訪れた人は、足を止めて写真を撮ったり、静かに眺めたりしながら、楽しんでいました。寺によりますとハスの花は午前中に美しく咲くことから、早朝がおすすめで、7月いっぱいまで楽しめそうだということです。