相談機能を集約 (仮称)県民くらし相談センター開設へ
2025.12.01 19:27
- 県は、消費者問題やひとり親家庭などの相談施設を集約したセンターを、設置すると発表しました。

- 県では、「消費者問題」や「ひとり親家庭」、「男女共同参画社会」や「外国人支援」といった相談を、奈良市内の4つの施設で対応しています。
- 2024年度の相談件数はあわせて6753件で、近年、利用者の相談は多様化しているといいます。
- そこで県は、4つの施設の機能を集約した、「県民くらし相談センター」を、近鉄高天ビルに、2026年4月に開設すると発表しました。
- 山下知事
- 「これまで一人の方が複数の問題を抱えていても、相談する人が、また改めてアポを取って別のセンターに、相談に行かないといけなかったわけですけれども、一カ所になれば相談員が同じ所におりますので、ほかの分野の相談員に相談室に入ってもらって、その場で一緒に聞くと」

- センターでは、それぞれの分野の専門性を維持しつつ、複合的な課題を抱える利用者の相談に、複数分野の相談員が連携して対応することで、利便性の向上が期待できるということです。
- また、県は近鉄大和西大寺駅周辺の渋滞解消に向けた高架化について、県と奈良市、近鉄の3者による検討会議を発足したと発表しました。
- この問題を議論する3者の協議会が再開されておらず、会議では、総事業費の算出などを行い、その結果をもとに協議会を開催するといいます。
- 1回目の検討会議は12月中に開く予定だということです。