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奈良市女児誘拐殺人事件から21年 教訓を受け継ぐ「いのちの集会」
2025.11.17 19:18
当時小学1年生だった女子児童が誘拐・殺害された事件から17日で21年です。女子児童が当時通っていた奈良市の小学校では命の大切さについて考える集会が開かれました。
2004年11月17日、当時小学1年生だった有山楓(ありやまかえで)さんは下校途中に誘拐され、殺害されました。
楓さんの父・茂樹さんは県警を通じて手記を寄せました。茂樹さんは「後悔はどれだけ時間が過ぎようとも頭の中から離れることはありません」と記すとともに「子どもたちが被害に遭うことのない、子どもたちの笑顔の絶えない安心・安全な社会が続くことを心より願います」と思いを綴っています。
楓さんが通っていた奈良市の富雄北小学校は毎年この時期に合わせて命の大切さについて見つめなおす「いのちの集会」を開いています。
集会では楓さんが生きた年齢と同じ7回の鐘の音が響く中約420人が黙とうを捧げました。事件当時小学6年生の担任だった後藤誠司校長は児童らに当たり前の日常の尊さを呼びかけました。
奈良市立富雄北小学校・後藤誠司校長
「当たり前のことができることが、どれだけ大切で幸せなことなのかを考えてください。当たり前のことができる。それは私たちが生きている証です。いのちが今あるからできることです」
また、当時6年生で富雄北小学校に通っていた品川優人(しながわまさと)さんは事件で日常が一変した時の心境を語りました。そして、事件をきっかけに現在も続いている集団登下校は、「歴代の高学年のみんなが、繋いできてくれた、大事な役割です」と話しました。
そして2025年は教訓の「継承」を目的に児童らが命を大切に過ごすためにはどうすればよいかを考え今後の目標などを宣言しました。
「みんなにやさしくみんなが笑顔で過ごせるように、自分にできることは何かを考え、「明るく元気な富北っ子」を目指します」
事件の記憶や教訓、そして楓さんが生きた7年間は、今も確かに子どもたちに根付いており、これからも受け継がれていきます。
また、この事件をきっかけに地域ではボランティアらよる見守り活動が続いています。奈良西警察署では、17日、地域ボランティアと協力して犯罪や交通事故から子どもたちを守ろうと、管内の小学校で見守り活動を行いました。
富雄北小学校ではおよそ30人が参加し、寄り道せず気を付けて帰るようにと呼びかけながら、子どもたちの下校を見守っていました。
21年が経った今も事件を風化させず、子どもたちの安全を地域全体で守って行くことが大切だということです。
奈良西警察署生活安全課長・山中亮平さん
「当時のことを知らない警察官も増えてきておりますけれども、警察としては事件のことを心に刻んで、風化させないように、当時の事件の教訓を、子ども安全対策の原点として根幹として、やっていきたいと思っております」
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