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奈良のニュース
徴収率過去最高 市町村税の収入額3年ぶりに増加
2023.11.21 18:29

 県内市町村の2022年度の市町村税の収入額は、1733億円で3年ぶりに増加しました。徴収率は97.4%で、前の年度を0.2ポイント上回り過去最高を更新しました。


 県によりますと昨年度の県内39市町村が徴収した市町村税は、合わせて1733億円で、前の年度より25億円増え3年ぶりに増加に転じました。

内訳をみると個人住民税が4割以上で、全国平均と比べて割合が高く、これは都市部に比べて大企業の法人住民税などが少ないことが要因とみられています。


また全体の徴収率は97.4%で、昭和40年度以降過去最高となりました。

これはスマートフォンやコンビニエンスストアでの納税ができるようになるなど、納税環境が整ってきたことも一因とみられています。

市町村別にみると最も徴収率が高かったのは王寺町で、反対に徴収率が低かったのは上牧町でした。


県では11月と12月を地方税の一斉滞納整理強化月間としており、税の公平・公正を確保するためにも引き続き、市町村と連携して徴収率アップを目指すとしています。