工事の安全祈る法要 興福寺 五重塔「相輪」解体へ
2026.03.22 19:17
- 約120年ぶりに国宝・五重塔の大規模修理を行っている興福寺では、最上部に立てられた金属の飾り「相輪」の解体を前に、工事の安全を祈る法要が営まれました。

- 奈良市の世界遺産・興福寺の五重塔は、屋根瓦の破損など傷みが激しいため、2022年から約120年ぶりとなる修理工事を行っています。
- 現在は、全体の3分の1ほどの修理が進んでいるといい、22日は、屋根の上に取り付けられている装飾・「相輪」を取り外すにあたり、解体工事の安全を祈る法要が営まれました。
- 「相輪」は全長約15m、青銅製とみられ、重さは約11.8tと推定されています。

- 法要で森谷英俊貫首は相輪がインドから中国を経て日本に伝わった歴史に触れ、「相輪は世界仏教の歩みを如実に物語っている」と修理工事の重要性を話しました。
- 興福寺森谷英俊貫首
- 「これから本格的な五重塔の修理が始まりますので、無事完了することを目指し頑張っていきたいと思う気持ちです」

- 相輪は3月末から少しずつ降ろし、耐久性などを調査するといいます。
- なお、すべての修理が完了するのは2034年3月を予定しているということです。