奈良一刀彫の始祖 岡野松壽家の作品 一堂に会する特別展
2026.01.12 17:00
- 奈良の伝統工芸「奈良一刀彫」の始まりを築いた岡野松壽(おかの しょうじゅ)家の作品を集めた特別展が、なら工藝館で開かれています。

- 大胆で力強い彫りの跡と、華やかな極彩色が目を引く奈良一刀彫。
- 展示では、江戸時代初期から明治終わりごろまで13代にわたって活躍し、奈良一刀彫の基礎を築いた岡野松壽家の作品、45点が並びます。奈良一刀彫は、神事に使うものとしてあまり手を加えすぎないという考え方から、大きな彫りの跡が特徴的で、その簡素な彫りの上から極彩色の豪華な彩色が施されています。

- 岡野松壽家は、九代目と十代目の技術が特に優れていたとされており、立体感を感じるこちらの十代目の作品は、一本の木から彫られるなど、その技術の高さが伺えます。
- また、十二代目が制作した武者人形は、烏帽子と兜を付け替えることができる珍しい作りになっています。

- 時代を超えて受け継がれる技術から、奈良一刀彫の魅力に迫る特別展は、1月18日まで開かれています。