送迎バスの置き去り事故を防止 保育所や幼稚園などを対象に安全管理研修
2023.09.28 18:39
- 送迎バスに子どもが置き去りにされる事故を防止しようという研修が、奈良市内で行われました。
- 研修には、送迎バスを運用している県内の保育所や幼稚園などから、職員や運転手などおよそ２０人が参加しました。
- ２０２２年９月、静岡県で送迎バスに置き去りにされた園児が死亡するなど、痛ましい事故が相次いだことをうけ、国は事故防止の対応策をまとめ
- ２０２３年４月には、バスへの安全装置導入を義務化しました。
- 研修では専門家がどういったことが事故につながるのか、実際の事例をもとに説明すると共に、安全管理マニュアルの運用のあり方などを詳しく紹介しました。
- また、チャイルドビジョンを使って大人よりも視野が狭い子どもの視点を体感し、子どもたちの日常に潜むリスクを学んでいました。
- この後のグループワークでは、事故につながりかねない危険な状況がそれぞれの施設で実際にあったことなどを情報共有し、参加者は幼い命を守るために自分たちが何ができるかについて意識を高めていました。
