窃盗や特殊詐欺が増加 上半期の刑法犯認知件数 3年連続増加
2025.08.14 18:37
- 2025年1月から6月までの半年間に、県内で警察が認知した刑法犯は約3000件で、上半期としては3年連続の増加となりました。

- 警察によりますと、2025年上半期の県内の刑法犯の認知件数は、2024年の同じ時期より27件増えた3082件でした。
- 内訳をみると、窃盗が1931件で全体の6割以上を占めそのうち、空き巣などの「住宅対象侵入窃盗」や自転車の盗難などの増加が目立っています。空き巣被害などを受けた住宅の7割近くが、鍵のかかっていない所から侵入されており盗まれた自転車の8割近くは施錠していませんでした。
- また、特殊詐欺は160件で、被害総額は10億円を超えており件数、被害額とも過去最悪のペースで増えています。

- 県警では、「被害防止は予防が大切。詐欺電話を受けないようサービスを活用し、家や乗り物には鍵を必ずかけてほしい」と話しています。