針に感謝 裁縫上達を祈願 大原和服専門学園で針供養
2025.12.08 20:02
- 役目を終えた針に感謝し、裁縫の上達を祈る針供養が、奈良市の大原和服専門学園で行われました。
- 理事長 大原敏敬さん
- 「針があったればこそ、技を身につけることができるので、道具に感謝するという意味合いでは、技術者として非常に大事な節目の日です」
- 服飾の分野で重要な年中行事、針供養。日ごろ使っている針への感謝と、技術の向上を願って行われます。
- 学校では、和裁や染め・織り・着物のデザインが学べ、自分で仕立てた着物を着て参列する学生もいました。
- 神事が営まれるなか、学生らは曲がったり折れたりした縫い針を、大きな豆腐に刺して供養しました。
- 縫い針は、ほんの少しでも曲がると使えなくなるといい、供養された針は、校内の針塚に納められました。
