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奈良のニュース
安心して最期まで暮らせる家 東吉野村で「にぎわいハウス」開所式
2025.06.29 19:03
 高齢化が進む中、東吉野村に7月オープンする「にぎわいハウス」の開所式が29日行われました。


 「にぎわいハウス」は、人生の最期を迎えるまで住み慣れた村で暮らす「終の棲家」となることを目指して、NPO法人「東吉野村まちづくりNPO」が整備しました。

 施設は古民家を活用しており、個室を備え6人が入所できる施設に改装しました。

 月額費用は約20万円で、入所者は訪問診療のほか食事の提供などが受けられるということです。


 地域住民など約100人が参加した開所式では、水本村長が「高齢化が進む小さな村に、安心して最期まで暮らせる施設ができて大変喜ばしい」と挨拶しました。

 施設には太陽光パネルと蓄電池が設置され、災害時には避難所としても活用されるといい、その点灯式も行われました。


 そして最後はミニコンサートが開かれ、地域の人たちが完成を祝いました。


 東吉野村まちづくりNPOの辻本恵則理事長は、「高齢者や障害者だけが孤立して住まいを持つのではなく、そこに子どもたちが来てくれたり、多世代が交流するような拠点・場所にしていきたいと思います」と話しました。