「どこでも万博」子どもたちが万博を遠隔体験 病院が万博会場に
2025.06.14 18:28
- 病気などで外出が難しい子どもたちに、大阪・関西万博をリアルな映像を通して、遠隔で体験してもらうイベントが県総合医療センターで開かれました。

- 会場では、ロボットが「どこでも万博へようこそ、きょうは来てくれてありがとう。」と案内しました。
- この催しは、万博に行きたくても行けない子どもたちを対象に、大阪のひとりの医師が発案し、病院や施設などどこでも万博が楽しめるプロジェクトとして実現したものです。
- 14日は、県総合医療センターの講堂に、通院や入院の子ども達と親族ら約100人が集まりました。

- 遠隔操作で動くロボット「temi」が、万博会場にあるイタリア館の映像を映し出すと、ガイドが会場を案内しました。
- 途中、クイズや質問などを交えた相互交流が行われ、参加者は、イタリア語で会話しながら万博を楽しんでいました。
- また、万博会場に飾る木の形をしたアート作品のワークショップも行われ、参加者は夢中で作品を仕上げていました。

- 参加者は、「すごく楽しめました。ありがとうございます。」「ずっと入院生活が長いお子さんも多いし、親御さんも気晴らしになって良いと思います。」「万博にいつか行ってみたい。楽しかったです。」と話しました。
- 1時間ほどのイベントでしたが、参加者は万博を楽しんでいました。