奈良県民集会 差別撤廃・人権確立めざす
2025.07.30 18:45
- あらゆる差別をなくすことを目指す県民集会が30日、橿原市で行なわれました。

- 7月は「差別をなくす強調月間」です。集会は、県内の各市町村などが行ってきた活動の締めくくりとして開かれ、山下知事や市町村長などおよそ900人が出席しました。

- 会では、「県民会議」事務局長の坂本憲秀さんが基調提案を行いました。
- 坂本さんは2025年は戦後80年、同和対策審議会の答申が出されて60年など、人権・平和の取り組みにとって節目になると述べました。そのうえで今でもインターネットなど様々な形で部落差別が存在し続けているとし、この節目に今後どのような取り組みが必要か、検証しなければならないと強調しました。

- 出席した人は、改めて差別廃止・人権確立への思いを新たにしていました。