奈良芸術短期大学 鉛筆デッサンコンクール 表彰式
2025.10.19 19:32
- 全国の高校生などから募集した「鉛筆デッサンコンクール」の表彰式が、橿原市にある奈良芸術短期大学で開かれました。

- このコンクールは、画力の向上などを目的に奈良芸術短期大学が開いています。
- 表彰式で平田博也学長が、「時間をかけて基礎を学んだことが伝わってくる作品が並び、大変嬉しく思います」とあいさつし、入賞者らに表彰状を手渡しました。
- 今回のテーマは、「大切にしたい物たち」。49の高校などから、340点の応募があり、選ばれた41点が会場に並びました。

- 大賞に選ばれたのはこちらの作品です。信楽焼のタヌキの置き物は、今にも動き出しそうな様子で精密に描かれています。

- 京都精華学園高校 寄友 脩聖さん
- 「まさか自分が(大賞を)とれると思っていなくて、驚いた気持ちがすごく大きかったです。タヌキでいうとツルツルとした質感や、明暗が濃い所と白い所があるので、そこに気を付けて描きました」
- 奈良芸術短期大学 教授 小笠 美華さん
- 「自分の作品を表現すること、それから他者の作品から表現されているものを、受け取るという機会になればいいかなと思います」