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奈良のニュース
冬の奈良の風物詩 なら瑠璃絵 クラウドファンディングに挑戦
2023.09.06 18:56

 冬の奈良の風物詩なら瑠璃絵の実行委員会は、新しい会場を設けるためにクラウドファンディングを実施すると発表しました。


 なら瑠璃絵は、冬の奈良の魅力をアピールし観光客の減る冬の時期に奈良を盛り上げることを目的に、2009年にスタート。世界遺産である春日大社、興福寺、東大寺を光の回廊でつなぎ、幻想的な瑠璃色の光で照らすこのイベントには、毎年多くの人が訪れています。


2024年2月に15回目が開催されますが、これまでメイン会場として使っていた奈良春日野国際フォーラム甍が、耐震改修工事で使用できないため、春日大社内の境内にある萬葉植物園を新たなメイン会場とし、会場設営のためにクラウドファンディングの実施を決めました。

目標金額は1500万円で、寄付の金額に応じた特典には、春日大社の夜の特別拝観などがあります。10月31日までクラウドファンディングサイト「READYFOR」で、寄付を募るということです。


なら瑠璃絵実行委員会 桜井大輔会長

「今回は甍(の会場)が使えないという逆境ではありますが、逆にチャンスとして捉えて新たな会場をつくって、観光客や奈良の地域の人に喜んでいただけるような事業にしたいと思っております。ご支援のほど、よろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。」と話しています。