橿原市昆虫館 特別展 飛ばない虫 オサムシのふしぎ
2025.09.03 17:28
- 飛ばない虫、オサムシの様々な魅力について知ってもらおうという展示会が橿原市で開かれています。

- 英語で「グラウンド・ビートル」と呼ばれるとおりオサムシは、地面を歩き回りその多くの種は飛びません。そのため、海や川、大きな山などで地理的に隔離されることにより固有の進化をして多様な種に分かれてきました。
- こちらは、カタツムリを餌とするオサムシの一種マイマイカブリの巨大な模型です。日本列島に広く分布しますが新潟県の佐渡島では顎も頭も著しく大きく地域ごとに特徴がみられます。

- 会場には、国内と世界、合わせて215種類の標本が並びオサムシの分布に大陸の移動や日本列島の成り立ちが反映されていることを知ることが出来ます。オサムシを通して地球と生命の不思議にふれるこの展示会は、9月28日まで橿原市昆虫館で開かれています。