當麻寺中之坊 中将姫ゆかりの桜が見ごろ
2023.03.27 18:25
- 葛城市の當麻寺中之坊で、寺にゆかりのある中将姫に由来した珍しい桜が見ごろを迎えています。
- 20枚から30枚の白い花びらをつける「中将姫誓願桜」。當麻寺の本尊である當麻曼荼羅を一夜にして織り上げたという伝説で知られる中将姫が、奈良時代に旅先の岐阜県の寺に植えたとされる桜の二世で、6年前、中将姫ゆかりの當麻寺中之坊の庭園に植えられました。
- 全国でも珍しいヤマザクラの変種だといい、今年は例年よりも1週間ほど早く開花し、これまでで最も大きい花を咲かせているということです。寺によりますと、可憐で美しい「中将姫誓願桜」は4月初めごろまで楽しめるということです。