こどもの日 少子化深刻
2025.05.05 18:56
- きょう5月5日のこどもの日を前に出された推計によりますと、奈良県内の子どもの割合は、全国平均を下回る状況が続いていることがわかりました。
- 総務省がまとめた人口推計によりますと、ことし4月1日時点の全国の15歳未満の子どもの数は1366万人で、44年連続で減少し、過去最少となりました。

- また総人口に占める割合は11.1%で過去最低でした。
- 奈良県では、去年10月1日時点の子どもの数は約14万2000人で、全人口に占める割合は全国平均を0.2ポイント下回っています。

- 県内39の市町村別で見ると、子どもの割合が全国平均を上回る自治体は、葛城市、広陵町、王寺町など県北西部の8つの市や町ですが、このうち7つの自治体で前の年より子どもの割合が減少しており、県内の少子化の深刻さが明らかになりました。