東大寺二月堂 だったん帽いただかせ 子どもの健やかな成長祈る
2023.03.15 17:53
- 「お水取り」の名で知られる東大寺の修二会は、15日、満行を迎えました。二月堂では修行で使った帽子を子どもたちにかぶせ健やかな成長を祈る行事が行われました。

- 子どもたちがかぶる金色の帽子は「達陀帽(だったんぼう)」。お水取りの際、練行衆と呼ばれる僧侶が「達陀」という修行で使ったもので、頭にかぶせて祈ると子どもが健やかに育つとされています。東大寺二月堂には多くの家族連れなどが訪れ、子どもたちの頭に次々と帽子がかぶせられました。なかには泣き出したり神妙な表情を浮かべる子どもたちも。
- 訪れた人は―
- 「赤ちゃんも生まれたてで、子ども3人いるのでみんなすくすく育つようにという思いで来させていただきました」
- 「たのしかった」
- 「毎年来てて子どもたちの記念にもなるかなと思って、毎回来ては写真撮って成長を実感しています」

- ぽかぽか陽気の中、境内はにぎやかな雰囲気に包まれていました。
