環境負荷を低減へ 3町のごみ集める中継施設 竣工式
2025.09.25 18:51
- 安堵町、広陵町、河合町のごみを集め、広域化されたごみ処理施設に運ぶための中継施設がこの程、完成し25日、竣工式が行われました。

- 安堵町に完成した中継施設「まほろばリレーステーション」は、3町からなるまほろば環境衛生組合が運営します。
- 25日、行われた竣工式には3町の関係者らおよそ40人が出席しました。
- この施設では、3町の可燃ごみと、安堵町と広陵町のプラスチック製の容器などが集められます。このうち可燃ごみは、一日に最大90トンの処理が可能だといいます。

- 運び込まれたごみは、直接コンテナに落として圧縮、10トンの大型車に積み込んだ後、県内10市町村が、ごみ処理を広域化するため共同で天理市に設置した、「やまとecoクリーンセンター」などに運ばれます。
- 中継施設でごみをまとめ、クリーンセンターなどへの搬入車の台数を最小限にすることで、温室効果ガスの排出を削減できるということです。
- まほろば環境衛生組合 管理者 西本安堵町長
- 「環境問題は、小さな自治体それぞれが運営するということはもうできない状況です。やはり一定の広域化をもって、進めていかなければならないので、うまくスクラムを組んでやっていくということ。これが一番かなと思います」

- 「まほろばリレーステーション」は、10月1日から運用が始まります。