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葛城市相撲館「けはや座」 企画展「歴代横綱展」
2024.05.27 18:26

 葛城市相撲館「けはや座」で謎の多い横綱の地位の成立に迫る企画展が開かれています。

 こちらは、初代横綱とされる江戸時代の明石志賀之助の肖像なんともいえない貫禄があります。会場には、日本相撲協会が公認する初代から現役の第73代横綱照ノ富士までの歴代の横綱の肖像画や写真が経歴やエピソードとともに並びます。力士の最高位である横綱は、元は、一人でしめ縄を締めて土俵入りをすることが認められた力士の称号で地位を示すものではなかったといいます。展示では初めて横綱の称号が記載された番付や天覧相撲の土俵入りを描いた浮世絵などの貴重な資料とともに明治42年の初代両国国技館の完成に合わせて横綱という地位が初めて明文化されたことが紹介されています。


葛城市相撲館「けはや座」 小池弘悌さん

「(横綱は)地位としても最近認められたものなのでそれ以外はどういう扱いだったのかかなり謎の多いところが出てきていますのでそれらをかみ砕いて説明していきたいなとどんどん相撲に興味を持って頂いたらなと思っています。」

 企画展「歴代横綱展」は9月30日まで開かれています。