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奈良のニュース
次期衆院選へ　共産党　全選挙区で候補者擁立
2023.07.13 17:58

　日本共産党奈良県委員会は１３日会見を開き、次の衆議院選挙に向けて県内すべての選挙区で候補者を立てると発表しました。


　立候補を予定しているのは、いずれも新人で奈良１区が党県委員会の常任委員、井上良子さん。２区が元県議会議員の宮本次郎さん。３区が元県議会議員の太田敦さんです。

井上さんは「平和を一番に訴えたい」と防衛費の増額と、それに伴う増税を批判。働く人の立場から労働法制を変えていきたいと述べました。


宮本さんは「日本の大学は学費が高く、夢を諦める若者がいる」として、教育の無償化や給付型奨学金の対象者拡充に取り組みたいと話しました。


太田さんは、岸田政権でのマイナンバーカードの問題について「命や健康に関わる」と批判したほか、豪雨などの災害問題に取り組みたいと述べました。


なお、野党共闘について細野歩委員長は「政党間の協議によるもので奈良県だけでは決められない」と話しました。　

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