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奈良のニュース
2024年の労働災害 60歳以上の労働者が約3割
2025.06.07 18:34
 2024年、1年間に県内で発生した労働災害で、亡くなったりケガをしたりした人のうち、約3割が60歳以上だったことがわかりました。


 奈良労働局によりますと2024年、県内で新型コロナへの感染を除く、労働災害によって、亡くなったり4日以上休業したりした人の数は、1303人で前の年より67人減りました。そのうち、60歳以上の高年齢労働者は、前の年より増加した393人で、全体の3割を超えました。

 また、労災事故の内容では「転倒」を原因として、亡くなったり4日以上休業した人が、前の年より大幅に増加しています。これは、高年齢労働者が年々増加していることが一因で、同じ転倒でも高年齢者は骨折するなど、若い人に比べて大きなケガになりやすいためとみられています。


 奈良労働局では、「高年齢労働者は、身体機能の衰えが事故につながるケースが多く、抜本的な対策が難しい。より安全な職場づくりに向け、ガイドラインや助成金の活用などを周知したい」としています。