県高田こども家庭相談センター 旧中和労働会館跡地に新築移転へ
2025.09.17 18:33
- 県は、老朽化が進む県高田こども家庭相談センターについて、同じ市内にある旧中和労働会館の跡地に新築移転することを決めました。

- 中南和地域の22市町村を管轄する県高田こども家庭相談センターは、供用開始からおよそ40年が経過し、老朽化が進んでいます。また、虐待の疑いなどがある子どもについては、センターに一時保護する場所がないため、奈良市にある県中央こども家庭相談センターで代わりに一時保護してきました。

- 山下知事は17日の定例会見で、同じ大和高田市内の旧中和労働会館の跡地に、一時保護所を併設した新しいセンターを整備すると発表しました。

- アクセス性や面積の広さ、未利用の県有地などの条件から、候補地を4カ所に絞り、まちづくりや児童福祉の専門家からの意見をもとに、一番評価が高かった旧中和労働会館を選んだといいます。県では2027年度から建設工事などを行い、2031年度以降に開所する予定だということです。