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奈良のニュース
息子の口内におしりふき 傷害の罪 父親に懲役5年の実刑判決
2025.08.04 19:06

 当時生後2カ月の息子の口におしりふきを押し込んだとして、傷害の罪に問われている父親の裁判で、4日、奈良地裁は懲役5年の実刑判決を言い渡しました。


 判決を受けたのは東宗也被告(29)です。判決によりますと東被告は2024年9月、当時生後2か月の息子を泣き止ませるため、息子の口におしりふきを押し込む暴行を加えたとして傷害の罪に問われていました。

 4日の判決で奈良地裁の岡田卓裁判官は、「犯行態様は危険で悪質。幼少の被害者は回復する見込みのない低酸素脳症の傷害を負い、その将来に深刻な打撃を被った」と指摘しました。


 一方、治療費や養育費の一部を払い始めたことなどを考慮し、検察側の懲役6年の求刑に対し、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。


 そのあと岡田裁判官は「父親として、被害者やその母親のために何ができるのか、自身の立場を踏まえたうえで十分に考えてほしい」と説諭しました。