文化で天理を元気にするフェスティバル
2025.11.24 20:05

- 鉄道の駅が文化・芸術の発信拠点となるイベントが、23日、近鉄天理駅の構内で開かれました。この催しは、近鉄天理駅にピアノを設置し、維持・管理する団体が開いたものです。誰でも演奏できるこのピアノは3年前、近鉄の駅としては初めて設置されました。

- 天理が芸術であふれるまちにと願いを込めた催し。ホームには近鉄のラッピング列車「ならしかトレイン」が停まり、中ではドラムやクラリネットなどの楽器演奏の体験が行われました。

- また、車内を展示会場にした絵画展も開かれ、市内の小・中学生らが描いた「わたしの町のたからもの」をテーマにした作品が飾られました。このほか、団体の待合所では生け花の展示や、クリスマスリースなどを作るワークショップも行われ、市の玄関口である駅はこの日、文化・芸術の発信拠点となりました。