巫女が優雅に舞う 春日大社で「神楽始式」
2025.01.03 18:00
- 奈良市にある春日大社で3日、国家の安泰などを祈り、巫女が神楽を奉納する神楽始式が営まれました。

- 春日大社で毎年1月3日に行われるこの神楽始式は、国家安泰や今年1年無事に神楽を奉納できるよう祈る神事です。多くの初詣客が見守る中、神前では、6人の巫女が一人ずつ入れ替わりながら、1年にこの日だけ舞うという「神おろし」を奉納しました。
- 続いて、最も位の高い巫女が榊の葉に神聖な鏡を表す白い輪をつけた「輪榊」を手に持ち神楽「千代まで」を優雅に舞いました。
- 初詣に訪れた参拝者は足を止め、厳かな儀式に見入っていました。