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奈良のニュース
宇奈多理坐高御魂神社 末社など修復費用のクラファンプロジェクト
2025.09.20 18:52
 奈良市にある宇奈多理坐高御魂神社は、老朽化した末社などの修復のため、クラウドファンディングを立ち上げました。


 神社は、平城宮跡の東院庭園に隣接する場所にあり、日本書紀にもその名が残ります。

 国の重要文化財に指定されている本殿は、現在、老朽化のため、氏子の負担と公的な補助金で修復作業が行われており、2026年9月に完了予定です。


 それに合わせ、神社は公的な補助を受けられない本殿以外の末社や鳥居、玉垣の、修復、色のぬり直しをしようと、クラウドファンディングを立ち上げました。


 記者会見で藤岡 信宏 宮司は、「皆さまの力添えをいただくとともに、広く日本の皆さんに古い神社のことを知ってもらいたい」と話しました。


 募集期間は11月14日までで、300万円を第1目標に設定しています。

 なお、期間内で目標金額に達成しなかった場合は、全額返金されるということです。