9月の熱中症救急搬送 119人 過去2番目の多さ
2023.10.04 18:30
- 季節外れの暑さがつづいた2023年9月、県内で熱中症で救急搬送された人の数は、過去2番目に多かったことがわかりました。

- 県によりますと、先月、県内で熱中症の疑いで救急搬送された人の数は119人で、統計を取り始めた2008年以来、9月1カ月間では、最多となった2019年の132人に次いで、過去2番目に多くなりました。気象庁によりますと、奈良市の2023年9月の平均気温は26.4℃で、9月としては1953年の統計開始以降、最も高かったということです。

- また、2023年5月1日から10月1日までの累計の搬送者数は、1178人にのぼり、うち重症者は13人、亡くなった人は1人でした。2023年の熱中症搬送者数のまとめは、今回が最後となりますが、暑さが残る中、県では引き続き、熱中症対策を続けて欲しいと呼びかけています。
