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奈良のニュース
橿原市に整備の新アリーナ 「医大新駅西側」を整備予定地に決定
2024.11.27 18:59

 橿原市に整備が予定されている新しいアリーナについて、山下知事は県立医大近くに設置予定の新駅の西側を整備予定地とすることを発表しました。


 県は2031年の「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」に向けてアリーナを新設する方針を示していて、山下知事は9月県議会でアリーナの候補地について従来の橿原公苑での建て替えに加え、県立医大近くに設置予定の新駅の西側も検討することを明らかにしていました。県は27日、臨時の記者会見を開き、新アリーナの整備予定地を「医大新駅西側」に決定したと発表しました。

 この場所は近鉄八木西口駅と畝傍御陵前駅の間にあたり、県有地と市有地あわせて3万平方メートルを確保できるといいます。メインアリーナの規模はこれまでの計画と同じく観客席5000席程度、床面積2500平方メートルとしていて、アリーナの整備費用はほかの施設も含め200億円を見込んでいます。


 山下知事

 「奈良県内最大の施設になりますので、ここがスポーツやエンターテインメント、イベントの中心地となっていくことを強く期待しています」


 県は2030年の完成を目指し、整備基本計画を2025年度中に策定するとしています。