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奈良のニュース
山上被告公判前整理手続き 初公判 日程決まらず
2025.05.27 17:58

 3年前に奈良市内で起きた安倍元総理銃撃事件で殺人などの罪で起訴された山上徹也被告の7回目の公判前整理手続きが開かれましたが初公判の日程は決まりませんでした。


 公判前整理手続きは裁判所、検察官、弁護人の3者が集まり、裁判の前に事件の証拠や争点などを確認するものです。関係者によりますと27日の手続きは午前10時過ぎに始まり、山上被告本人出席のもと1時間10分程かけて行われました。奈良地裁によりますと手続きでは事件の争点の整理や、公判で取り調べる証拠の整理、また、審理予定の策定に向けた手続きが行われたといいます。

 弁護団によりますと山上被告はメモを取りながら手続きを聞いていたといいます。ただ、初公判の日程についてはすでに奈良地裁が10月下旬に開く案を提示していますが、今回の手続きでは審理日程は決まらなかったということです。起訴状によりますと山上被告は2022年7月に近鉄大和西大寺駅前で街頭演説中だった安倍元総理を手製のパイプ銃で銃撃し殺害したなどとされています。

 山上被告は母親が多額の献金をした旧統一教会に恨みを持っていたとされており、公判では情状面や手製のパイプ銃の殺傷能力などが争点の中心になるとされています。