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奈良のニュース
オオカミになりきって! 東吉野村 新曲の「オオカミ音頭」で盆踊り
2025.09.29 17:06

 日本で最後にニホンオオカミが捕獲されたと伝わる東吉野村で、オオカミを題材にした盆踊りが制作され、27日、村の祭りで村民らが舞いました。


 東吉野村は120年前に日本で最後にニホンオオカミが捕獲された地と伝えられています。そんなニホンオオカミを村おこしに活用しようと、新たに制作されたのは…「オオカミ音頭」です。

 この曲はことし完成したばかりで、披露されるのはこの日が2回目。

 そして、頭には・・・オオカミのお面!村民はオオカミになりきってやぐらを囲んで踊ります。


 「オオカミ音頭」の作詞・作曲・振付を担当したのは、村在住の音楽家・松谷文美さんです。踊るときのポイントを教えてもらいました。

作詞・作曲・振付を担当 松谷文美さん

「最後にオオカミ(を手で作る)。これはキツネなので、オオカミ。「オオカミDreamy~♪」というのが入っているんですけど、そういうのもみんな楽しく踊ってもらえています」



 指で作る「オオカミサイン」。親指・中指・薬指はオオカミの牙を表現しているそうです。

 そして歌詞にも注目です。

♪100と20年、むかしのはなし それからほんとに途絶えたか きっと今でもいるんじゃないか OH!OH! オオカミ Dreamy!!

 「ニホンオオカミがまだどこかで生きていてほしい…。そしてこれからも村民が力を合わせていこう。」歌詞にはそんな願いが表現されています。

作詞・作曲・振付を担当 松谷文美さん

「初めての人でも踊ってもらえるような、すごくシンプルで耳に残るようなメロディ、振り付けを思って作りました。誰でもみんなで楽しんでもらえるので、これから先もずっと子どもたちにも受け継いでもらえたら良いなと思っています」

 最後の捕獲記録から120年の節目に生まれた「オオカミ音頭」。村の新たな文化として次世代に夢をつないでいきます。

♪OH!OH! オオカミ Dreamy!!