香芝・王寺のごみ処理施設めぐる控訴審 一審取り消し「王寺町に債務存在しない」
2026.02.10 18:42
- 香芝市と王寺町が共同で運営するごみ処理施設の地元対策費などをめぐる裁判で、大阪高等裁判所は、一審判決とは逆に、王寺町には支払うべき債務がないとする判決を言い渡しました。

- 2024年8月に完成した香芝市内にあるごみ処理施設は、香芝市と王寺町でつくる組合が運営しています。
- 2023年1月、王寺町が組合に対し、建設に関する周辺道路の整備などの地元対策費について、王寺町に支払うべき債務がないことの確認などを求め裁判を起こしました。一審の奈良地裁は、「地元対策は、組合の共同処理事務に含まれる」として訴えを退け町が控訴していました。2月6日の判決で二審の大阪高等裁判所は、周辺道路の整備などは組合の事業の客観的かつ合理的な範囲を超えており、王寺町に「債務は存在しない」とする判決を言い渡しました。判決を受けて、王寺町は「4年以上の長きにわたり町の正当性を主張しようやく認められた。今後は香芝市と協力して組合の安定運営に努めていきたい」とコメントしています。
- また組合と香芝市は上告しないことを決め、香芝市の三橋市長は、「上告する理由が見当たらない。両市町の良好な関係の構築に努める」と話しています。
