奈良国立博物館 文化財を未来に受け継ぐ 修理成果展示
2026.01.10 19:11
- 奈良国立博物館では、興福寺伝来の四天王像など修理が完成した文化財の展示が行われています。
- 奈良国立博物館では、興福寺伝来の四天王像のうち、増長天と多聞天を所蔵しています。
- 2024年度、2体の保存修理が完成したことを記念して、他の2体も一堂に集め四天王像の特別公開が行われています。
- 増長天と多聞天は、明治時代の修理から100年余りが経過し、表面の彩色の浮き上がりなどが目立つ状態になったため、剥落止めなどの保存修理が行われました。
- また、X線CTスキャンを用いた調査では、4体すべての像の中に木の芯が込められていることが分かりました。
- 四天王像の修理過程や構造などを紹介するこの特別公開は、2026年3月15日まで開かれています。
- また、博物館では文化財を修理し、保存することの大切さを知ってもらおうと、2024年度を中心に修理を終えた重要文化財を含む7件を特集展示として公開しています。
- このうち、銅板やガラスでできた経典を収める筒、「宝幢形経筒」は、平安時代・12世紀の作と考えられていて、丁寧なクリーニングにより、銅板に刻まれた銘文などが明瞭になりました。
- こちらの特集展示は、2026年1月18日まで行われています。