全国学力テストの結果 中学生全国平均を下回る
2025.07.31 18:41
- 小中学生を対象に行われた「全国学力テスト」の正当数などについて、県内の中学生が全国平均を下回っていることが分かりました。

- 全国学力・学習状況調査=いわゆる全国学力テストは、小学6年生と中学3年生を対象に、2025年4月に行われました。教科は、小学生が国語・算数・理科、中学生が国語・数学・理科で中学生・理科のテストが、初めてオンライン方式で実施されました。
- その結果、県内の小学生はすべての教科で平均正当数が全国平均と同じでした。一方、県内の中学生は、すべての教科で全国平均を下回りました。

- また、学習環境についての調査なども行われ、ICTを活用した学習についての質問では、自分がICTを活用できると考えている児童・生徒ほど、各教科の正答率が高い傾向にありました。一方で、ICTを活用してプレゼンテーションができるなど、肯定的な回答が奈良県は全国に比べて少ないことが分かりました。

- 県教育委員会は、結果の分析を進めるとともに、子どもたちの自信を育む学習環境を整えていきたいとしています。