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奈良のニュース
個別の「永代収蔵」開始へ　奈良市が納骨堂をリニューアル
2025.06.26 18:59

　奈良市が、運営している納骨堂をリニューアルし、市民をはじめ、全国誰もが利用できる個別の永代収蔵を始めると発表しました。


　奈良市では、高円山の山麓に設置した納骨堂が、建築から５０年を超えて老朽化したのを受け、リニューアル工事を進めています。そして、墓じまいなどに伴う、納骨場所のニーズの高まりを踏まえ、市民をはじめ、全国誰もが利用できるような仕組みに改めるとしています。


　新たな施設では、小さな骨壺に納めた遺骨が、２万体納められるといい、期限を設けない、いわゆる永代供養と同じ形で、生前での申請も受け付けるとしています。

　プランは、施設を活性化させ、市の収益につなげようと職員が発案したもので、１体あたりの使用料は奈良市民が８万円、市外の人が１５万円となっています。


　正式なオープンは、２０２５年１２月下旬の予定で、奈良市では７月１５日から、利用の受付を始めるとしています。


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