奈良市クリーンセンター建設計画策定委員会 七条地区など3カ所 適していると判断
2025.06.03 18:40
- 奈良市の新しいごみ処理施設の候補地再選定に向けた委員会は3日、七条地区などを含む3カ所が建設地として適しているとする答申書を仲川市長に手渡しました。

- 3日は、有識者や市民で作る委員会の中川委員長から仲川市長に答申書が手渡されました。奈良市の新しいごみ処理施設をめぐっては市が候補地としてきた七条地区について、地元や市議会からの反発を受けたため、再選定が進められてきました。

- 2024年11月には、多角的な視点からの審議を求める諮問書が市から委員会に提出され、七条地区を含む7カ所が候補地として示されました。そして委員会では、7つの候補地について生活や環境への影響、コストなどの基準からその評価を点数化する作業を行ってきました。そして3日、市長に渡された答申書では候補地のうち、七条町、北之庄町、大和田町の3カ所の総合評価点が高く建設地として適していると判断したとしています。市は答申に基づき、今後、すみやかに議会との議論を進めていきたいとしています。
- 奈良市 仲川市長
- 「市としては外部の有識者の方からこういったリストといいますか、点数評価をいただきましたと。これを踏まえてどうあるべきかというのを市と議会が一緒のテーブルで議論していくということが大事だと思います。」
